2004年12月6日、『CR新世紀エヴァンゲリオン』が導入され20年となった、『ぱちんこ エヴァンゲリオン』シリーズ。
節目のタイトルとなった『ぱちんこ ゴジラ対エヴァンゲリオン セカンドインパクト G』は12月2日から導入を開始しており、 “綾波レイ”や“碇ユイ”を演じた林原めぐみさんの新作「Gathering」がテーマソングとして搭載しています。
「Gathering」は完全オリジナルの新規リーチ演出に使用されており、
躍動感がありながら感傷的なシーンを、立体的に、より感動的に仕上がりました。
本サイトでは昨年と同様に林原めぐみさんへのインタビューを行うとともに、林原めぐみさんに『ぱちんこ ゴジラ対エヴァンゲリオン セカンドインパクト G』を試打いただき感想もお聞きすることができました。
インタビューの第1弾は林原めぐみさんによる『ぱちんこ ゴジラ対エヴァンゲリオン セカンドインパクト G』の試打の様子と、「Gathering」が使用された演出について感想を伺いました。
林原めぐみ(以下=林原):わぁ。今回はエヴァ初号機とゴジラの2体が付いてるんですね!タイアップさせていただいたシリーズはこれまでも打たせてもらっていますが、腰を据えてゆっくり打つことはないので今日は楽しみです。
林原:(本機の前に座って)今の液晶は改めて見るとこんなに大きいんですね。しかも、画がすごくキレイで見入っちゃう。ぱちんこオリジナルの映像なんですよね?
林原:そんな演出がこれから見られるんだ!楽しみ!
(試打中にビオランテ・アスカの演出を見て)
林原:こんな演出、泣いてしまうでしょう。まさか、レイとアスカがこんな関係になるのを画面で見ることになんて、感動するね!この演出が出た人はとても癒されて帰るんでしょうね。
林原:もちろんストーリーを意識して歌詞を書きましたが、とても感動的に使っていただいて、感動しました。普通に打っても楽曲が使われている演出を見られないことが多いので、実機で演出を見せていただけるのも嬉しいですね。
(試打中に前述のカシウスの槍と覚醒初号機の役物が出て)
林原:うわぁ!びっくり!さっき、おっしゃっていたようにカシウスの槍と初号機は迫力がありますね。
(試打を終えて)
林原:すごく楽しめました。今のぱちんこって、こんな感じなんですねか?カシウスの槍や初号機が出たり、ブブーってレバーが震えたりした時に私みたいに店内で、声出して驚く人はいないんですか!?
林原:そうなんですね。音の迫力も、音と映像のバランスが良くて立体感もあってエンタメとしての完成度がとても高いと思いました。怪獣が襲ってくる映像は迫力があって3Dメガネをつけていないのに、圧迫感すら感じました。『シン・ゴジラ』の圧倒的な大きさや口の中の描写の細さ、カイザーギドラが空から下りてくる足の裏まで色んな情報に酔っぱらう感覚もあります。
林原:そうですね。4Dの映画館を体験するように飛び跳ねたり風が出たり、PUSHボタンが光ってブブーってレバーが震えたりと。しばらくパチンコホールに行っていない方やこの記事を見て初めて遊技する人は覚悟していった方が良いですね(笑)
林原:もう20年も前なんですね。ぱちんこ、スゴい進化です。今日見せていただいた演出も、全部が印象的でした。ゴジラとエヴァ初号機の存在感と圧。カイザーギドラがコアを持っていて使徒として登場する納得感も。アスカとレイの演出は往年のファンが見たかった何かではなかろうかと。いやらしくなく、ちゃんとエヴァをお好きな方がエヴァの世界を描いてくださっていると痛感して、ちょっと泣きそうになりました。
林原:『エヴァンゲリオン』という作品は「報われる」という言葉と少し縁遠いんですよね。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は庵野さんが用意してくださった「もうこれ以上ないエンディング」だと思っていますが、心がさまようというかお互いがお互いを想い合っていても、もう交わることはないかもしれない。だからこそ、このぱちんこの演出から、ゴジラ対エヴァンゲリオンというテーマ下で、エヴァを好きで真に大切にしてくださっている方が作ってくださったんだなぁというのがスゴく伝わってきました。うん、伝わって良かったです。あー、良かった!
●プロフィール
林原めぐみ(はやしばら・めぐみ)
3月30日生 東京都出身 血液型O型。高校卒業後、看護学校に通いながら声優を志す。'86年にテレビアニメ「めぞん一刻」の幼稚園児役で声優デビュー。以降、数多くのアニメキャラクターを演じつづけている。また、DJ、歌手、作詞、エッセイ執筆など、幅広く活躍中。