「集結の園へ」から始まった林原めぐみさんと『ぱちんこ・パチスロ エヴァンゲリオン』シリーズとのコラボ楽曲6枚目、『Lパチスロ ゴジラ対エヴァンゲリオン 2』のテーマソングとなる「Brainwashing」が2026年10月31日(土)に配信されました。
今回のインタビューでは「Brainwashing」の制作エピソードや林原めぐみさんのパーソナルな部分と楽曲との繋がりなどについて伺いました。
林原めぐみ(以下=林原):そうですよね!もう本当に高橋(作曲・編曲を担当する“たかはし ごう”) さんに言ってください(笑) この楽曲も高橋さんとパチスロを開発される方とで綿密な打ち合わせなどを経て制作されているので、使用される場面を想定した緊張感やファルセットも計算された箇所で使用されているんですよね。で、私のところにはほぼ完成されたデモテープで来るというのは、これまでの集結シリーズと同じ流れです。
林原:「Brainwashing」に限らないんですけど、毎回アゴが外れる思いで「これをまさか私が歌うのか」とか、「えっ、これに歌詞をつけるのか」とか思って、デモテープを聞いた一番最初はしばらくぼう然としていますね、毎回(笑)
林原:ええ、そうなんです。「本当に、何をしてんの? 高橋さん」って思いましたけど(笑) ただ、「Brainwashing」はライブで歌って盛り上がることを想定された楽曲というよりも、遊技機のアニメーションで描かれている世界をいかに迫力あるものにするかという目的を持って生まれた楽曲です。遊技されてらっしゃる方がこのフレーズを聴いて、あの世界にグッと入っていただけるのであれば、(音が)高いか低いかは論ずるまでもなく受け止めています。でも、みんながカラオケで歌ったら大変だよ(笑) 「よ」だけは別の人に歌ってもらうとか、みんなで歌ってもらってね(笑)
林原:そうですね。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』とともに、「集結シリーズ」として区切りはついているので、『Lパチスロ ゴジラ対エヴァンゲリオン 2』のストーリーを基に書かせてもらっています。なので、レイちゃんが洗脳されることから、そのまま洗脳を意味する「Brainwashing」というタイトルにしました。
林原:『ゴジラ対エヴァンゲリオン』という異世界でも、『エヴァンゲリオン』シリーズという作品が進行しているような気持ちを大事に持って、「笑えばいい」という劇中をイメージするフレーズなども使って書かせてもらいました。その上で、自分に照らした時に何かの希望になるような、何かの頑張りに繋げられるようなところも大切にしているので、いつもその表現に苦労があります。「リセットしても 同じことの繰り返し」という歌詞がありますが、色んなことが嫌になってしまって放り出したくなってしまう時もあると思うんです。例えば、転職や人生における別れ、恋愛もそうですけど。そうやってリセットしたとしても「はい!次、次!」ではなくて、そのリセットで何を得て、次にどう活かしていくのかということを再認識しないと同じ轍を踏んでしまう。そんな想いも込めて書いています。
林原:10月に私のラジオが1800回を迎えるのですが、そのラジオ番組が一番大きいと思いますね。大体のラジオ番組だと放送作家さんが付いてくれていて、放送作家さんが番組で話す内容を台本に書いてくれていて、来た手紙やメールを確認して放送作家さんが厳選されたものをパーソナリティーが読むというのが今は一般的です。でも、私のラジオ番組には放送作家さんはいないんです。私が喋りたくてラジオを始めたから。早めにスタジオに入って全部目を通して自分で選んでいるので、番組では紹介できなかったものも含めて1800回分の大量の手紙とハガキ、メールと向き合ってきました。年齢によって悩みは様々だけど、10代20代の悩みが50代よりも重いわけでなく、人それぞれ今その時に直面している悩みは重いんですよ。そして、10代のその悩みに向き合ってどう解決したかが20代を支えていくし、20代で足掻いたことが30代を支える。そういった、もう一頑張り、二頑張りをする応援というか、励ましになって寄り添えるのは「歌」なんだろうなと思っていますね。
林原:あら、やだ。35年目ですか! キングレコードさんが続けてくれたおかげですよ、本当に。以前はゆっくりお仕事をフェードアウトしてゆく人生というのも考えていたんですけど、ラジオを聴いてくれるほど私を好きだったという方達が仕事を振っていただけるようになりまして(笑)「あのドラマ」の声とナレーションは、そういうキッカケで出演することになったりしてね。
林原:ラジオでその方の手紙を私が読んだこともあるそうですね。さらに、それだけではなくて、他作品の再アニメ化もあったり、気がつけば本当に過去と向き合っている人生で、本当に大変ですよ、脳が(笑) 新しい作品で新キャラを演じるのとは違って、果敢に頑張っていた時期だからできたことを、今なら果敢じゃなくてもできるけど、あえて果敢に挑むというこの仕事独特の作業が必要なんです。
林原:セリフの裏側を考えながら演じることだったり、「あの伏線があるから今こうしておいた方がいいな」といったことを一切考えない、深堀らないというか。例えば、キングギドラに意識を持っていかれたとしてもレイちゃんはレイちゃんなので、テレビや映画の時の整合性が必要ですよね。「レイちゃんに戻る」という作業がそういったことで、毎回なかなか大変なんです。
林原:そうです。ゴジラの背中とキングギドラの金、初号機の青と紫をイメージした衣装で再撮していただきました。物語的にも継承していますので、同じ衣装を使用させていただいています。
林原:そう! 画伯がこだわり抜いた衣装です(笑)
林原:「Brainwashing」を聴いてくれた皆さんが少しでも前向きになれたらと応援する気持ちで歌っています。配信で聴く方はもちろん、遊技機でも聴かれた方も是非、そんな想いを感じてもらえたらと思います。
林原:はい。引き続き、宜しくお願いします。
長きに渡ってTOP声優・歌手として活躍し続ける林原めぐみさんが表現する世界観と、まもなく放送1800回を超えるラジオ番組を通じてファンの方々と想いを通わせた林原さんだから書ける歌詞。 林原さんが歌詞を書き歌うことで誕生した「Brainwashing」が、テーマソングとして『ゴジラ対エヴァンゲリオン』という作品をさらに昇華させていることを確信したインタビューだったと思います。
「Brainwashing」は2026年10月31日(土)に配信リリースしました。ぜひ、お聴きください。また、『Lパチスロ ゴジラ対エヴァンゲリオン 2』の遊技でも「Brainwashing」をご体感ください。
11月1日に公開を予定している次回のインタビューでは『Lパチスロ ゴジラ対エヴァンゲリオン 2』の収録秘話や『ゴジラ対エヴァンゲリオン』シリーズへの想いなどをお聞きしています。是非、ご覧ください。
●プロフィール
林原めぐみ(はやしばら・めぐみ)
3月30日生 東京都出身 血液型O型。高校卒業後、看護学校に通いながら声優を志す。'86年にテレビアニメ「めぞん一刻」の幼稚園児役で声優デビュー。以降、数多くのアニメキャラクターを演じつづけている。また、DJ、歌手、作詞、エッセイ執筆など、幅広く活躍中。
『Lパチスロ ゴジラ対エヴァンゲリオン 2』テーマソング「Brainwashing」配信記念|林原めぐみさん、インタビュー①